※次の解答はただの参考です。必ず自分で探求した後で解答を読むことにしましょう。
【ポイント】
関数のグラフは原点に関して対称なものを求めるとき,xとyを-xと-yにすればよいです。
【出題領域】
二次関数。この問題を完璧に解くために,せめて以下の知識・技能が必要です。
(1)関数のグラフ
(2)二次関数の軸
(3)二次関数の頂点座標
(4)二次関数の最大値・最小値
では,問題の解答をみましょう。
【解答】
(1)原点に関する対称性から①の二次関数を

のように変形でき,すなわち①と原点に関して互いに対称である二次関数は

である。この式の係数が②の係数とそれぞれ等しいので,

となる。よって,②は

となる。
(2)③のグラフの軸は

であり,上に凸である。仮定より

であるから,軸の範囲は

を満たす。また,xの値の範囲(定義域)が

であるから,軸はこの範囲に入っている。よって,③の最大値は

においてとり,

となる。
最小値を求めるのに,2つの考え方がある。
==================================
その1の考え方:
③の定義域の両端のうち,軸に遠いものにおいては最小値を取る。
定義域の中点は

であるから,③の軸はxの定義域の左半分にある。つまり,右端は軸により遠い。よって,最小値は

において取り,

となる。よって,yの値の範囲は

である。
==================================
その2の考え方:
③の最大値は軸において取り,最小値は必ず定義域の両端に取る。それぞれ求めて,大きさを比べればよい。定義域の右端における関数の値は

である。


定義域の左端における関数の値は

である。よって,前者の値がより小さいので,③の最小値は

である。よって,yの値の範囲は

である。
(3)③の式よりその頂点の座標は

を得られる。この点はつねに二次関数

(式④)のグラフにあるとする。頂点の座標を④に代入し,


となり,aの2次項の係数と定数項がそれぞれ対応するから



となる。よって,この二次関数の式は

である。

【正解】


解答部分は自作なので,著作権を放棄しておりません。記事をSNS等へシェアしていただけたらすごく嬉しいですが,内容だけを複写・複製・翻訳することは固くお断りします。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
2011年第2回数学コース1の他の問題を見にいく
コミュニケーションボックス

